輪の虹の中

ことばと日々とフォトと誰かと ”わ”

2007年12月

sukiyaki 2008

2007年、色々あった。
しかし、半年前のディティールなんて覚えてない。
昨晩の夕飯がいいとこだ。

脳は衰える。心は慣れる。
その人はその人の目に表れる。

『恋愛小説家』という映画の中でジャック・ニコルソン演じるメルヴィンが「いい人になりたいんだ」と言った。
その台詞を私は忘れてはいない。
また、ある尊敬するミュージシャンが言った。
「人の心のなかにある黒いものはチョコレートみたいに溶けちゃうんだ。」
この言葉を私は忘れちゃあ、いない。
昨日出会った「カイちゃん」というトイプードルさんは、おとなし〜く私に抱っこされていた。
温もりを、忘れない。


2008年は何が待ってるんだろう。
来るものに対しては真っ白でいよう。
行く時には真摯でいよう。
そして、上を向いて歩こう。



このブログを訪問してくださった皆さん、甲斐真弓の展示に足を運んでくださった皆さん、
今年一年お付き合い頂き、ありがとうございました!
来年もどうぞよろしくお願いします。

それでは皆さん、良いお年を☆




羊とマーとタカノセ







注)来年はネズミ年です。
  奥はタカノセカナ画伯。

まさか

お向かいさん家のもみじは今ごろ紅葉しています。

お向かいさん家のもみじ














それにしても、オダギリジョーと香椎由宇の結婚にはびつくりでした。

ペルセポリス

友人と待ち合わせの時間まで多々あり、映画を観ようと思ったが、なかなか時間の合う映画がない。
あきらめ9割でたった1本、時間調整ぴったりの映画があった。
『ペルセポリス』
フランス製のアニメーション映画だが、主人公はイラン人の少女でイラン・イラク戦争が軸になっている。
戦争や不安定な時勢の中で、家族との離別、異文化との遭遇、失恋、、、を経験して成長していく少女の物語。
少女は反骨精神が強く、パンクロックが好きという設定が物語に明るさとユーモアを持たせている。

テーマとして「公明正大」という言葉が何度か出てくる。
公明正大:心が公平で片寄らず、やましいところがなく正しいようす。
すばらしい言葉だが、心に留めておくのには難しい言葉でもある。
でもやっぱり、目指したい言葉だ。

無宗教の私だがクリスマスに素敵な言葉を頂いた。

日常

色んな事が起こる日常が回転しながら色んな事柄を巻き込んで加速してゆく、ああ無常。

今年はまた一段と時の経つのが早かったなぁ。
早いけれど振り返れば過去は遠い。
深遠なる日常。

今日起こった事を、昨日は知らないもんな。
そして明日を知る由もなく。
せめて健やかでありたい。

青々金時本:速報

青々金時の本が全てご成約頂きました。
ご成約頂いた皆様、ありがとうございます。

ジュンコも嫁ぎ先が見つかり大喜びでございます!
末永くジュンコをよろしくお願いします。


甲斐・タカノセ

その後、ジュンコは、、

お知らせです。

10月に関内のZAIMで催した読書展「青々金時」の本を限定5冊ですが販売します。
青々金時  文:甲斐真弓  絵:タカノセカナ
価格は2000円です。(送料無料)

「心青き女、ジュンコの白ちゃけた日常にほのかな赤み(金時の意)を差してやろう」という目論みで書かれた絵本調の本です。
購入希望の方はお手数ですが、お名前・ご住所(本のお届け先)を書いて
甲斐真弓  fumarufumimaru1010@yahoo.co.jp  までご連絡下さい!

限定5冊なので予約が一杯になったところで受付を終了させて頂きますのでご了承
下さい。
こちら「輪の虹の中」と
タカノセカナ「新・絵空地図」http://blog.livedoor.jp/kana_musubi/
で追って情報を載せていきます。


ジュンコ






ジュンコ

飛んでけ飛んでけ

また来ちゃったよ、あーいつが。

jiyuuを渡り鳥 in FLAT (〜12/28、29頃まで)

FLATは、鎌倉は極楽寺にあります、湘南の若大将画家「八咲潮」オーナーによるギャラリーです。
普段は作家さんたちの貸しギャラリーとして湘南のアート地点を盛り上げるべく存在しておりますが、年内限定で作家さんのグッズ販売をしています。
そちらに渡り鳥bagも置かせて頂いてます。ありがとうございます!

極楽寺は海にも近い、緑の中にある静かな佇まいの街です。歩くのにも気持ちのよい場所です。江の電に揺られ、ふらっと散歩がてら「FLAT」にお立ち寄り下さいな!


FLAT:江ノ島電鉄「極楽寺」駅を背に右手を道なりに徒歩5分。昼頃から19時まで空いてます。水曜休み。
(FLATでほぼ常時販売している「KIBIYAパン」のスコーンが私のお気に入りです☆)

FLATのinfoはこちら
http://www.asahi-net.or.jp/~jn7m-kmt/FLATinfo.pdf



渡り鳥inFLAT

onceダブリンの街角で

という映画を観た。

しがない路上ミュージシャンの男とチェコ移民の女の出会いの話。
大げさな優しさや大げさな展開、大げさな登場人物や大げさな演出・演技、一切の「大げさ」がなく、なんて奇跡的な塩梅の心地良さ!
男の情けない表情や、女の無邪気さと結果的小悪魔な佇まいも実に生々しいが、さわやかな交流に落ち着いて2人の行方を見守れる。
ラストも「無理矢理」がなくて良かったです。

手持ちカメラでゲリラ撮影のように撮られた映像と歌によって運ばれるストーリー、これはある意味新しい形のミュージカルではないか!初めて観るような感覚でした。
しかもこの映画の中で起きている事は、ダブリンでなくてもすぐ近くで起きていてもおかしくないくらい現実味がありました。
主演のお二人は本来ミュージシャンだそうです。


久々に観て良かった〜と心から満足できる映画でした。
もうすぐ上映は終わってしまいますが、DVDレンタルでも是非おすすめします!
私は買って何度も観ると思います☆
その前にサントラだな!
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